2020.11.21
本年夏から当社の境内の松の木の多くが松喰い虫による甚大な被害を受けております。奥能登では今年の8月に3週間雨が降らず、夏枯れで弱った松に松喰い虫がつき、いま日本海側で多くの被害が出ており、残念ながら当社の松も被害にあいました。
現在、松喰い虫が付いた松を助ける技術は無く、唯一の対策としては予防のための防虫剤を木に点滴するしかありません。境内ではすでに枯れて赤く変色した松が増えてきておりまして現在約20本ほどが完全に枯れており、まだまだ増えると予想されています。松喰い虫がついてしまった木は全て伐採し、虫が広がらないように適切な処理をしてから処分しなくてはいけません。枯れた松の倒壊を防ぐために春になる前に伐採し、まだ元気な松には予防のための薬を注入する予定ですが、残った松の本数も50本と多く、専門家による防虫剤の点滴の見積金額が120万円を超えており大変な金額になりました。さらに枯れた松の伐採も巨木が多いため重機を入れての作業となり、切った木材の処分にも手間がかかるため、全ての費用はもっと増える見込みです。コロナ禍により参拝者も減少し神社としても厳しい状況のなか、この費用の捻出のため皆様にお力添えを賜りたく奉賛御朱印を発行させて頂くことと致しました。もとの美しい重蔵の杜を再生するためお心をお寄せいただけましたら幸いです。
郵送での授与も承りますのでご希望の方は「御朱印お申込み」ページよりお申し込みください。
https://juzo.or.jp/goshuin/
以下は、境内の様子の写真になります。
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