2016.11.22

重蔵神社復興事業のお知らせ。

さて、平素より 重蔵神社(別添「由緒書」を併せて御覧下さい)への神威高揚・保持発展のため、氏子・崇敬会の皆様には、御支援・御協力を賜り厚く御礼申し上げます。

平成19年3月の能登半島地震により、輪島は1名の尊い命を失い、数百名の負傷者を出し、物的被害は約3万箇所にも上りました。やがてあの日から10年近くの歳月が経過しようとしています。当神社では、鳥居の倒壊・参道の損壊をはじめ、拝殿や本殿の傾き・柱のひび割れ、石灯籠の転倒、石塀・蔵・御仮屋(おかりや)・神輿(みこし)の損壊等の被害を受けました。

大地震前の平成18年(2007年)当時、94年が経過し老朽化した拝殿の屋根・床・柱等を当神社資産により修理致しました。これにより大地震による拝殿の倒壊という最悪の事態は免れたものと考えております。

これまで当神社では、氏子・崇敬者の皆様の安寧を害することがないよう、また毎年の祭事・神事に支障がないように、篤志家の御寄進や当神社資産により、優先すべき被害箇所の修復に努めて参りました。しかし、それだけでは全ての復旧を到底賄えるものではなく、現在も次の箇所が未修復となっています。

  • 一 本殿
  • 一 拝殿
  • 一 鳥居・参道
  • 一 末社(秋葉社・金毘羅社・白山社・たぬき天神)
  • 一 社務所・氏子会館・集会所
  • 一 石塀・石灯篭・狛犬等
  • 一 浜薬師
  • 一 倉庫等

つきましては、これら未修復の箇所を修理し、参拝者の安全を図ると共に、地域の紐帯(ちゅうたい)としての神社の役割を果たし、皆様の鎮守の宮として益々重蔵の大神様の御神威発揚を願いたいと考えております。

この度、氏子総代と相計り、重蔵神社復興委員会を組織し、復興事業を推進することとなりました。時節柄、出費多端な折と重々承知しておりますが、氏子の皆様・崇敬者の皆様には、格別の御協力・御支援を仰ぎ御奉賛を賜りますよう謹んで御願い申し上げます。

尚、今後とも当神社の御神徳を抱かれ、安寧(あんねい)の日々を御享受(ごきょうじゅ)下さいます
よう、御祈念申し上げます。

御祈願・祓い、行事・神事等、重蔵神社に関する
お問い合わせはこちらで受け付けております。

お問い合わせ